マリアフレンズ
43
地下二階で分娩台に拘束された弥生。そんな彼女に、魔女の媚薬と呼ばれる媚
薬が、その効果を遺憾無く発揮し始めた。
呼吸は荒く、全身は紅潮し、赤みを増した粘膜はヌメヌメと濡れ光っている。
「はぁぁ、あたし、あたし……」
「媚薬が効いてきたみたいね。その状態がずっと続くのよ。薬が切れるまで」
「えぇ?」
「大丈夫。別に毒でもないし、体にも害はないわ。ただ性欲が高まって、全身
が敏感になって。いつもより強い快感を得られるだけよ」
「あぁ、あのぅ、トイレに……、トイレ、は、だめです、か……? さっきか
らずっと苦しくて……」
「だめよ。せっかく膀胱も直腸も媚薬でパンパンにしたんだから」
「でも苦しくて、あぁ苦しいぃ……」
バンビのような目が、救いを求めるように潤んでいる。しかしそんな目は、雪
絵にとっては逆効果だ。
「ねぇ、弥生。今シタいでしょう。凄くシタいでしょう。おま○こが疼いて、
今すぐ突っ込んで、なんでもいいから突っ込んで、って感じじゃない?」
「は、はい、そうです。シタいですぅ。凄くシタいですぅ~」
「そうよねぇ、逝きたくて逝きたくてしょうがないでしょう。手が自由なら絶
対オナニーしてる。早く逝かせてって、体が訴えてくるのよねぇ」
院長にこの媚薬を使われ、その身をもって体験した雪絵には、今の弥生の気持
ちが手に取るようによくわかる。
患者の痛みや苦しみを取り除き、少しでも軽く楽に……。そんな普段の看護
は、裏を返せばもっと苦しく辛くできるということだ。雪絵にはその知識も
技術もある。まして同じ女の体。今この状況でなにをされたら辛いか、分から
ないはずがない。
そんな雪絵が手にしたもの、それは一本の新しい筆だった。習字で使う小筆。
その筆を、雪絵は弥生に見える位置でチラつかせた。
「ほらっ、これ……」
「筆……?」
「そう、筆よ。これであなたを責めてあげる」
「筆……? で?」
「そうよ。シタくてシタくて堪らない、逝きたくて堪らないおま○こを、これ
でくすぐって焦らすの」
そう言いながら、雪絵は筆先をバラバラにほぐしていく。
「えっ、いやっ……、そんなのいやですぅ」
「ふふふっ、媚薬が効いてる今この時に……、辛いわよぉ、焦らされるのは」
尖っていた筆先は、もうフサフサにバラけている。
「いやです、いやです。やめてください」
「この毛先でね、触るか触らないかの感じで、そぉ~っとソフトなソフトなフ
ェザータッチで、敏感になってるココを触られたら。想像つくでしょう」
「いやっ、そんなのいやっ」
「時間を掛けてじっくと。何度も何度も繰り返されたら? しかも排尿と排泄
の苦しみも一緒になって。効くわよぉこれは。絶対耐えられないわ」
「いやっ、そんなの絶対いやですぅ」
「でもあなたは何もできない。ただ泣くしかないのよ」
「そ、そんなっ……」
「ましてやここは地下二階。どんなに泣いても叫んでも、地上階にその声が聞
こえるははずがない。どうするのぉ? ねぇ弥生ぃ」
雪絵は腰を上げて椅子の位置を微調整すると、改めて座り直した。
「さっ、これでいいわ」
そして右手に持った筆を、弥生の股間に近づけた。
「あたしね、こういうの大好きなの。たっぷり楽しませてもらうわよ」
地下二階で分娩台に拘束された弥生。そんな彼女に、魔女の媚薬と呼ばれる媚
薬が、その効果を遺憾無く発揮し始めた。
呼吸は荒く、全身は紅潮し、赤みを増した粘膜はヌメヌメと濡れ光っている。
「はぁぁ、あたし、あたし……」
「媚薬が効いてきたみたいね。その状態がずっと続くのよ。薬が切れるまで」
「えぇ?」
「大丈夫。別に毒でもないし、体にも害はないわ。ただ性欲が高まって、全身
が敏感になって。いつもより強い快感を得られるだけよ」
「あぁ、あのぅ、トイレに……、トイレ、は、だめです、か……? さっきか
らずっと苦しくて……」
「だめよ。せっかく膀胱も直腸も媚薬でパンパンにしたんだから」
「でも苦しくて、あぁ苦しいぃ……」
バンビのような目が、救いを求めるように潤んでいる。しかしそんな目は、雪
絵にとっては逆効果だ。
「ねぇ、弥生。今シタいでしょう。凄くシタいでしょう。おま○こが疼いて、
今すぐ突っ込んで、なんでもいいから突っ込んで、って感じじゃない?」
「は、はい、そうです。シタいですぅ。凄くシタいですぅ~」
「そうよねぇ、逝きたくて逝きたくてしょうがないでしょう。手が自由なら絶
対オナニーしてる。早く逝かせてって、体が訴えてくるのよねぇ」
院長にこの媚薬を使われ、その身をもって体験した雪絵には、今の弥生の気持
ちが手に取るようによくわかる。
患者の痛みや苦しみを取り除き、少しでも軽く楽に……。そんな普段の看護
は、裏を返せばもっと苦しく辛くできるということだ。雪絵にはその知識も
技術もある。まして同じ女の体。今この状況でなにをされたら辛いか、分から
ないはずがない。
そんな雪絵が手にしたもの、それは一本の新しい筆だった。習字で使う小筆。
その筆を、雪絵は弥生に見える位置でチラつかせた。
「ほらっ、これ……」
「筆……?」
「そう、筆よ。これであなたを責めてあげる」
「筆……? で?」
「そうよ。シタくてシタくて堪らない、逝きたくて堪らないおま○こを、これ
でくすぐって焦らすの」
そう言いながら、雪絵は筆先をバラバラにほぐしていく。
「えっ、いやっ……、そんなのいやですぅ」
「ふふふっ、媚薬が効いてる今この時に……、辛いわよぉ、焦らされるのは」
尖っていた筆先は、もうフサフサにバラけている。
「いやです、いやです。やめてください」
「この毛先でね、触るか触らないかの感じで、そぉ~っとソフトなソフトなフ
ェザータッチで、敏感になってるココを触られたら。想像つくでしょう」
「いやっ、そんなのいやっ」
「時間を掛けてじっくと。何度も何度も繰り返されたら? しかも排尿と排泄
の苦しみも一緒になって。効くわよぉこれは。絶対耐えられないわ」
「いやっ、そんなの絶対いやですぅ」
「でもあなたは何もできない。ただ泣くしかないのよ」
「そ、そんなっ……」
「ましてやここは地下二階。どんなに泣いても叫んでも、地上階にその声が聞
こえるははずがない。どうするのぉ? ねぇ弥生ぃ」
雪絵は腰を上げて椅子の位置を微調整すると、改めて座り直した。
「さっ、これでいいわ」
そして右手に持った筆を、弥生の股間に近づけた。
「あたしね、こういうの大好きなの。たっぷり楽しませてもらうわよ」