15あたしの絶頂、それは幻のように消えてしまう波。でも、消えるとわかっていても、あたしはその波にのまれずにはいられない。だってそれが、あたしが逝くことのできる唯一の方法なのだから。しかしそれは、みどりさんの指先ひとつにかかっている。彼女の指先が止まるだけで、あたしはまた逝くことができなくなってしまうのだ。「んん~、ほぉ~らっ、ほぉ~らっ逝きたい。あぁ~らまた逝けないわねぇ」「ふひいぃぃ~、ふぃかれて...