白い魔女
59
沙也加は千鶴への想いを胸の中に留めたままでいた。
今の千鶴にこの想いを伝えても、彼女を混乱させるだけなのは分かっている。
まして千鶴の心は完全に鏡一に向いてしまっている。
鏡一という彼がどんな男なのか、沙也加に興味はない。
ただ千鶴を苦しめている張本人と言うだけで十分だった。
それから1週間、2週間、鏡一からは何の連絡もなく、千鶴の携帯は何の着信
音も鳴らぬまま、1ヶ月の時が流れた。
その間、千鶴の足のリハビリは順調に進み、今では松葉杖で大抵の所へは出歩けるようになっていた。
ある晴れた日の午後、千鶴は一人で病室を出るとエレベーターに乗り、屋上へ出た。入院以来初めての空の下だった。
「空ってこんなに広かったっけ」
初夏を感じる風が頬を撫で、パジャマの袖を揺らした。
千鶴は風になびく柔らかな髪を掻き上げた。
眼下には夢の森の駅を出る電車や車が、オモチャのように見る。
雲一つない快晴の空は視界も良く、遠く都心の高層ビル群が望めた。
千鶴の手には携帯が握られている。
御堂の両手はゆかりの尻を撫で回し、そして右手がその中心部に潜り込んで
いった。潜り込むに従い体を密着させ、左手を腹に回し抱き抱えるようにした。
「あっ、いやぁ」
両足を固定され、全身を引き延ばされているゆかりには、僅かな抵抗も出来
ない。御堂の右手の中指が後から蜜壺の入口を探り当てた。
「ああぁ、だめぇ」
「あらあら、こんなに濡れてるわよぉ、ゆかり。ほらっ、ほらほら」
中指に人差し指が添えられ、蜜壺にジワジワと押し入ってくる。同時に左手
が腹から下に滑り、黒い柔毛の中から敏感な真珠を探し出す。器用に真珠の
皮の中から紅い真珠を剥き出すと、中指の指先でカリカリと小刻みに掻くよ
うに刺激する。丸裸にされた真珠はみるみる充血し、硬くシコり起った。
「ああぁぁ~ああぁ~。いいぃぃ~。ああっ、あっ、あっ」
「んん? 感じるでしょう。ここはどうかしらぁ?」
御堂は蜜壺の人差し指を抜くとそのまま裏の窄まりにその指先を合わせ、
ゆっくりと沈めていった。
「いっ、いやぁぁ~そんなの。あっ、ああっ、ああぁぁ~」
御堂はゆかりの返事などお構いなしに、後と前の指を突き刺してゆく。
そし深々と突き刺した指先をそれぞれの中でくねらせた。
沙也加は千鶴への想いを胸の中に留めたままでいた。
今の千鶴にこの想いを伝えても、彼女を混乱させるだけなのは分かっている。
まして千鶴の心は完全に鏡一に向いてしまっている。
鏡一という彼がどんな男なのか、沙也加に興味はない。
ただ千鶴を苦しめている張本人と言うだけで十分だった。
それから1週間、2週間、鏡一からは何の連絡もなく、千鶴の携帯は何の着信
音も鳴らぬまま、1ヶ月の時が流れた。
その間、千鶴の足のリハビリは順調に進み、今では松葉杖で大抵の所へは出歩けるようになっていた。
ある晴れた日の午後、千鶴は一人で病室を出るとエレベーターに乗り、屋上へ出た。入院以来初めての空の下だった。
「空ってこんなに広かったっけ」
初夏を感じる風が頬を撫で、パジャマの袖を揺らした。
千鶴は風になびく柔らかな髪を掻き上げた。
眼下には夢の森の駅を出る電車や車が、オモチャのように見る。
雲一つない快晴の空は視界も良く、遠く都心の高層ビル群が望めた。
千鶴の手には携帯が握られている。
御堂の両手はゆかりの尻を撫で回し、そして右手がその中心部に潜り込んで
いった。潜り込むに従い体を密着させ、左手を腹に回し抱き抱えるようにした。
「あっ、いやぁ」
両足を固定され、全身を引き延ばされているゆかりには、僅かな抵抗も出来
ない。御堂の右手の中指が後から蜜壺の入口を探り当てた。
「ああぁ、だめぇ」
「あらあら、こんなに濡れてるわよぉ、ゆかり。ほらっ、ほらほら」
中指に人差し指が添えられ、蜜壺にジワジワと押し入ってくる。同時に左手
が腹から下に滑り、黒い柔毛の中から敏感な真珠を探し出す。器用に真珠の
皮の中から紅い真珠を剥き出すと、中指の指先でカリカリと小刻みに掻くよ
うに刺激する。丸裸にされた真珠はみるみる充血し、硬くシコり起った。
「ああぁぁ~ああぁ~。いいぃぃ~。ああっ、あっ、あっ」
「んん? 感じるでしょう。ここはどうかしらぁ?」
御堂は蜜壺の人差し指を抜くとそのまま裏の窄まりにその指先を合わせ、
ゆっくりと沈めていった。
「いっ、いやぁぁ~そんなの。あっ、ああっ、ああぁぁ~」
御堂はゆかりの返事などお構いなしに、後と前の指を突き刺してゆく。
そし深々と突き刺した指先をそれぞれの中でくねらせた。