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あなたの燃える手で

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リリスと黒猫ガーゴイル

19
響子の指は、ミクの蜜壺の奥深くまでしっかりと潜り込んだ。
「あぁぁ~ん、そんな奥までぇ……」
「そうよぉ、それでミクの弱いトコロを探すの」
「えっ? 弱いトコロ……」
ミクは数日前に美雪の責められた、不思議なポイントを思い出した。
それは今響子の指先のある近くにある1点で、そこを責められるとどうしよう
もなく感じてしまうのだ。それはもう意志や理性でコントロール出来るレベル
ではなく、いってみれば虫歯の痛みがそのまま快感になったような、いやそれ
以上に強烈な快感なのだ。
「この辺のハズだけどぉ~、もっと奥かな……?」
響子の指は蛇のようにクネり、探知機のようにソコを探し出す。
「あぁっ、あぁっ、いやっ、だめっ」
「んん? この辺みたいねぇ……。もう少しコッチ? それともコッチ」
大体の見当が付くと、探知機はそこから1ミリ刻みで探っていく。
「あぁっ、あぁぁん」 
その瞬間、ミクの全身がビクンと波打った。
「あぁー判っちゃった。ココでしょう。ココ。ほらっ、ちゃんと体が教えてく
れるのよ。ほらっ、ほらほらっ。もうビクンビクン反応してる……」
指先は自分でも捉えきれないほどの正確さで、その1点を捉えていた。
「ひぃぃ~、そう、ソコ。ソコソコ、ソコよぉ~響子ぉ~」
「んん~、ココだココだ。ココを指先でじっくりクリクリしてあげる」
その指先の動きにミクの体が仰け反り、椅子の背もたれに押しつけられた。
面白いように感じるミクの姿に、響子のドSの性癖に火が点いた。
「ひぃぃ~、ひぃぃ~だめっ、あぁ感じる、感じるぅ~、ひぃぃ~ひぃぃ~」
「堪らないわでしょう。こぉ~んなに敏感なトコロを指先でクリクリされて。
ゆっくり時間を掛けて責められたら、我慢できないわねぇ~」
「我慢できない、我慢できない、逝くぅ、あたし逝っちゃうわぁ響子ぉ~」
「そうはいかないわよぉ~。もっと楽しまなきゃぁ」
「た、楽しむって……」
「それはねぇ、ミクをこのまま焦らして虐めるの。逝きたくて逝きたくて堪ら
ないこの体を、寸止めにして楽しむのよぉ」
「いやっ、いやっ、そんなのいやっ」
「いやって言っても、もうどうしようもないわよ。だって弱いトコロ見つけら
れちゃったんだもん。だから言ったでしょう、後で怖いって」
「あぁ~ん、そういう意味だったのぉ~」
「そうよぉ。ほらっ、ジックリと虐めてあげる。ほらっ、ほらほらほらっ」
「ひぃぃ~、逝くぅ、逝く逝く逝くぅぅ~」

響子の責めは、ミクにとっては願ったり叶ったりの責めだ。この強制感も堪ら
ない。
美雪と違い響子のそれは、何か年期のようなモノを感じる。絶妙さ加減、寸止
め加減ということでは、美雪よりも勝っているかもしれない。
きっと多くの女の子を、こうやって責めてきたのかもしれない。しかしそれで
もイイ。別に響子は恋人ではない。それに自分にも美雪さんという人がいる。
人のコトは言えない。

響子は響子で、ミクの敏感さに満足していた。
この敏感さは十分だ。コレだけ敏感なら充分虐め甲斐がある。
もしかしたら、急に自分のトコロに来たのは他に女の人がいるのかもしれな
い。しかしそれでもイイ。こうしてお互い楽しめれば。別に恋人ではない。
それに自分にもマリアやこの店のママという人がいる。人のコトは言えない。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土