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あなたの燃える手で

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リリスと黒猫ガーゴイル

10
ミクはワザとブラを外してシャツを着た。そしてシャツのボタンを3つ外した
ままカーテンを開けた。コレできっと何か反応があるハズだ。
「サイズの方はいかがです?」
「やっぱりSの方がイイみたいです……」
彼女の視線がミクの胸に突き刺さった。それを見てミクは微笑んだ。
「やっぱり、この人……。もう間違いない」
ミクの疑問が確信に変わった。
「そうですか、良かったです」
「あのう……、あたしチョット肩が痛くて……。シャツ脱がしてくれます?」
「えぇ、いいですよ」
「あのう、カーテン……」
開けたカーテンを気にするように、ミクが店内を見た。幸い客はいない。
「それじゃ失礼して、あたしも中に……」
さすがに2人はチョット狭い。しかしミクはコレくらいがイイと感じた。
ミクはシャツを脱がしてもらおうと、彼女に背を向けた。しかし袖のボタンを
ワザと外さずにおいた。
美雪がシャツの肩を摘み、そのまま下へと引き下ろす。ミクの上半身が裸にな
り、美雪の前にノーブラの白い背中広がった。しかし袖のボタンが止まってい
るため、シャツはそれ以上脱げない。
ミクは自分の計算通り両手の自由を失った。そしてそのタイミングで、よろけ
たフリで後ろの美雪にもたれ掛かった。
「あっ……!」
その両手はシャツの袖に繋がれ、後ろに回ったままだ。
美雪は後ろから抱きつくような恰好になり、ミクは自分より少し背の高い彼女
に受け止められた。背中に彼女の胸の柔らかさを感じる。
「大丈夫ですか?」
美雪はミクの耳元に口を寄せるように言った。
ミクの髪はそれほど長くない。ようやく肩に掛かる程度だ。だから後ろにいる
彼女が耳元に口を寄せれば、その吐息はミクのうなじに優しく降り掛かる。
「あぁん……」
「どうしました?」
「今の息に、なんだかゾクッとしちゃって……」
自分はネコだ。そしてMだ。だから大人しく従順な子をアピールする。
そして彼女は多分タチでSだ。しかしこれはミクの直感だった。
「あらっ……。これ……、ですか?」
今度は確信犯的に、ミクのうなじに息を吹きかけた。
「あぁん、それっ……」
「うふっ、可愛いのね。あたし森下美雪っていうの。あなたの名前は?」
「水森ミクです」
「あらっ、名前も可愛いのね。もしかしたらあなたも……」
「えぇ、はい。そうです」
「まぁ、それじゃこのまま。チョット遊んでもイイかしら、ミクちゃん」
美雪の両手が、ミクの胸を正面から包み込んだ。
「えっ、そんな……、あぁぁん」
「両手はこのまま。抵抗出来ないのよ」
「は、はい」
「そう、イイ子ねぇ。ほらっ、下から揉んであげる」
美雪が乳房の感触を楽しむように、胸を下から優しく揉みし抱き始めた。
「あぁ~ん……。も、森下さん」
「可愛い声……。あたしのことは美雪さんでいいわよ」
そう言いながら、美雪がうなじにキスをし耳たぶを甘噛みした。
「あぁん、だめぇ~ん」
「だめって言っても、どうするのぉ? こんな狭いところで……」
美雪はミクの後ろで妖しく嗤った。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土