白い魔女
63
千鶴の濡れた瞳が沙也加を見つめている。
「沙也加、沙也加に比べたらあたしなんて、あたしなんて……笑っちゃうね」
「ううん、そんなことないよ。千鶴の胸に大きな穴が空いたのはよくわかる」
「えっ、」
「大きな穴がポッカリ空いて、よくわからないんだよね。自分でもどうしてい
いか、どうすればいいのか」
「うん」
心にポッカリと空いた大きな穴。やっと自分の気持ちを表現する言葉が見つかった。と言うように沙也加が千鶴を見つめ返した。
「でもね、みんなそんな穴の一つや二つ、空いているんだよ」
世の中には、埋めきれない程大きな穴の空いている人も。その言葉は口に出さずに沙也加は飲み込んだ。それが自分だなんて言うつもりない。
だって、自分より大きな穴の空いている人は大勢いるのだから……。
「そうだね。そうだよね。あたし甘えてたのかな?」
「みんなそうだよ。好きな人や大切な人が目の前からいなくなれば」
沙也加が微笑みかけた。その微笑みは青空に負けないくらい明るかった。
千鶴の心の雨雲が晴れてゆく。雲間から陽光が光りの柱となって差し込んだ。
その光柱は本数を増やし、幅を広げ一つに繫がっていった。
千鶴は空を見上げた。飛行機雲を引いていた飛行機は既に飛び去り、後には
一筋の飛行機雲だけが残っていた。
御堂は舌全体を広く張り付かせ、ゆっくりと頭ごと下から上に移動していった。上まで来ると真珠のすぐ脇から再び同じように舐め上げる。
「ああぁぁ~いやぁ~」
ゾクゾクとした感覚に内臓を抉られるような気になる。
「ふふふっ、どう?」
「ああっ、お願い、やめてぇ」
「さぁ、今度はココよ。こうやって大きく拡げて……」
ゆかりの淫花の花びらを摘み左右に拡げた。パックリと肉色の淫らな花が
御堂の目の前で濡れ光っている。
「ああぁ、恥ずかしいぃ」
「ううぅん。蜜がこんなに。ヌルヌルじゃない」
「ああぁ、いやぁ」
「じっくり舐めてあげる」
御堂は舌を尖らせるとゆかりの蜜壺に差し込み、奥からその蜜を掬い取るよ
うに舐めた。
「ああっ、いっいいぃぃ~。あぁぁ~んん~あぅぅ」
「ああぁ、美味しいわぁ、もっと頂戴。もっともっと」
御堂はゆかりの蜜壺を両手で更に拡げ、口全体を密着させ蜜を舐め取った。
花びらをしゃぶり、尖らせた舌を何度も差し込む。
「ひぃぃ~、だめぇ~いやぁ、いやぁ、あぁぁ~」
千鶴の濡れた瞳が沙也加を見つめている。
「沙也加、沙也加に比べたらあたしなんて、あたしなんて……笑っちゃうね」
「ううん、そんなことないよ。千鶴の胸に大きな穴が空いたのはよくわかる」
「えっ、」
「大きな穴がポッカリ空いて、よくわからないんだよね。自分でもどうしてい
いか、どうすればいいのか」
「うん」
心にポッカリと空いた大きな穴。やっと自分の気持ちを表現する言葉が見つかった。と言うように沙也加が千鶴を見つめ返した。
「でもね、みんなそんな穴の一つや二つ、空いているんだよ」
世の中には、埋めきれない程大きな穴の空いている人も。その言葉は口に出さずに沙也加は飲み込んだ。それが自分だなんて言うつもりない。
だって、自分より大きな穴の空いている人は大勢いるのだから……。
「そうだね。そうだよね。あたし甘えてたのかな?」
「みんなそうだよ。好きな人や大切な人が目の前からいなくなれば」
沙也加が微笑みかけた。その微笑みは青空に負けないくらい明るかった。
千鶴の心の雨雲が晴れてゆく。雲間から陽光が光りの柱となって差し込んだ。
その光柱は本数を増やし、幅を広げ一つに繫がっていった。
千鶴は空を見上げた。飛行機雲を引いていた飛行機は既に飛び去り、後には
一筋の飛行機雲だけが残っていた。
御堂は舌全体を広く張り付かせ、ゆっくりと頭ごと下から上に移動していった。上まで来ると真珠のすぐ脇から再び同じように舐め上げる。
「ああぁぁ~いやぁ~」
ゾクゾクとした感覚に内臓を抉られるような気になる。
「ふふふっ、どう?」
「ああっ、お願い、やめてぇ」
「さぁ、今度はココよ。こうやって大きく拡げて……」
ゆかりの淫花の花びらを摘み左右に拡げた。パックリと肉色の淫らな花が
御堂の目の前で濡れ光っている。
「ああぁ、恥ずかしいぃ」
「ううぅん。蜜がこんなに。ヌルヌルじゃない」
「ああぁ、いやぁ」
「じっくり舐めてあげる」
御堂は舌を尖らせるとゆかりの蜜壺に差し込み、奥からその蜜を掬い取るよ
うに舐めた。
「ああっ、いっいいぃぃ~。あぁぁ~んん~あぅぅ」
「ああぁ、美味しいわぁ、もっと頂戴。もっともっと」
御堂はゆかりの蜜壺を両手で更に拡げ、口全体を密着させ蜜を舐め取った。
花びらをしゃぶり、尖らせた舌を何度も差し込む。
「ひぃぃ~、だめぇ~いやぁ、いやぁ、あぁぁ~」