17御堂とは微妙に違う真弓院長の指。太さが違うのか長さが違うのか、それとも動き方や力加減なのか、それは感じている栞自身にもよく分からない。しかし何かが違う。その違いが確実にある。そしてその違いこそが、新鮮な快感となって栞を喘がせるのだ。「あぁぁ~、先生、院長先生、も、もう……」「んん~? なんですか?」知っていてトボける真弓が、ワザとらしく目を丸くする。 「そ、そこは、そこはもう……」「そこ?」真弓は目...